ダイエットとリンゴと母の思い出

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リンゴ園にて 20006/12/04 10:05

「ダイエットとリンゴと母と！」

昨日（12.3～4）雪がたいそう降りました。
12月の雪として、青森では２１年ぶりの大雪だそうです。
ほんとに、雪って深々とふりますよね！

雪国の人にとっては、雪を見ることは当たり前のことなんですが、
どうして空からあのような状態（雪）になって、
落ちてくるのか、
幼い日、イヤ年を重ねた今でも、
雪の理論をいくら読んでも不思議な光景だと思っています。

ところで、
雪と言えば、いつも思い出すことがあります。

それは…
雪国にお住いの皆さんは、タイヤ交換を済ませましたか？
私は小さい頃、母と一緒に車に乗ると、
タイヤがパンクすると信じていました。
（ほんとのことを言うと、
いまでも、そのようなことが、時折、脳裏をよぎります。）

二人とも太っていて、
たまたま、母と私が一緒に車に乗った時に、
タイヤがパンクしたことがあったからでしょう。

それは多分、
冬の出来事で、寒い中、
父がタイヤ交換するのを待っているのが、
辛いと思ったことがあったのかも知れません。

家族みんなが出かける時でも
「母さんが行くなら、私は行かない」と言って、
親たちを困らせた記憶があります。

そのようなわけで、
母はダイエットにも、関心を持っていました。
ウエストにベルトを当てて振動させるマシンをやったり、
月見草オイルがダイエットに良いと聞けば、
購入して飲んでみたり…
（私も、同じことをしている。遺伝？女の性？）

母が好きだったりんごは「ゆきのした」。
今は交配されて「ふじ」になっているのかな？
このりんごの品種はもう売ってないですよね？

あの、サクサクした歯ごたえが好きだったようです。
「昔なつかしいりんご」の中に

「ゆきのした」もあれば良いのに。

りんごではないけど、
母はスチューベンも好きで、
私が帰省する時は、よくリクエストされました。
でもなかなか「スチューベン」という名前を覚えられられなくて

「あれ、甘いの、ス・・・・・」
という感じでした。

13号の洋服を着ていた母が、
どんどんやせていって「７号でちょうどよくなった」
と言っていたとき、


私は「うらやましい」と思ったけど、実は病気でした。

もうすぐ母が亡くなって3年になります。

今度の母の命日、私が「追っかけ」
みたいなことをやっている、
ある歌手（ハズカシイので誰かは内緒(*'-'*)エヘヘ ）
のコンサートがNHKホールで行われる予定で、
チケットを買うかどうか、迷いに
迷っておりました。

でも、友達から「だって、親の命日だよ。他の用事と違うんだよ」
と説き伏せられ、
結局チケットは買いませんでした。

でも、今でも、行きたくて、ウズウズしている。
ほんとにこんなことを思う私は親不孝者ですよね。

もっと、もっと親孝行しておけば良かったと思っています。
月並みですけれど、
いつも私の心の中には、母がいます。

罪滅ぼしに「ゆきのした」は無理だけど、
「ふじ」と「スチューベン」を買って、
仏壇に供えようかと考えております。




アコ尚宮より


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